2022.10.17
なの花ワークスタイル
なの花薬局の産休・育休のリアル 第二弾 私「管理職ですが、育休取れますか...?」 部長「(二つ返事で)いいよ、大丈夫!」
こんにちは!なの花薬局の上野です。
なの花薬局の産休・育休について、社員に語っていただく連載企画。
第2回目は、管理職ながら育休を取得した人材開発部の内藤さん。
育休を通して、社内や家庭内でどのような変化が起きたのか、リアルなお話を聞かせていただきます。
なの花薬局の産休・育休について知る参考になれば幸いです!
1ヶ月間、ブロック長から主夫に変身!
ー男性であり、管理職である内藤さんが産休・育休を取得したときのお話を聞かせてください。元々、産休・育休を取得しようと考えていらっしゃったんですか?
内藤:そうです。ブロック長から人材開発部に異動するタイミングで、妻の出産後から1ヶ月の産休・育休を取得しました。
ー産休・育休取得にあたってのハードルはありましたか?
内藤:部長職になるための引き継ぎ期間だったので、「部下を不安にさせないか?」と、かなり気にしました。ですが当時の部長に産休・育休取得の相談をしたところ「全然いいよ!そんなに悩まなくても大丈夫じゃない?」と二つ返事で快諾いただきました(笑)。
ー育休中は何をしていましたか?
内藤:主夫として、1日中家事をしていましたね。ポークチャップみたいな凝った料理を作っては、「もっと早く出来るやつでいいのに」と言われることも(笑)。時間に追われるし、献立を考えるのもめんどくさいし、「これ仕事より大変なんじゃないの?」と思うほど。今まで家事全般を担当してくれていた妻の大変さを知りました。
ー内藤さんは、現在2人のお子さんがいらっしゃるそうですが、主夫のパパに対して、お子さんの反応はいかがでしたか?
内藤:それが、妻が0歳児のお世話に専念できるようにと私がいるのに、2歳の上の子は「パパやだ」ってママの方にばっかり行っちゃう(笑)。ママの偉大さを目の当たりにしましたね。
ー内藤さんは、元々家庭的なタイプだったのでしょうか?
内藤:いえ、自分は仕事に全力を注ぐタイプでした。なんなら、昔は「男が産休・育休なんて...」とすら思っていたほど。でも子どもができたからか、いつの間にか考えが変わっていましたね。
ー産休・育休を通して、何か変化はありましたか?
内藤:前以上に妻を敬うようになり、夫婦関係も良くなりました。妻のためにと思って取得した産休・育休でしたが、結果的に自分のためになったなと思います。とはいえ、育児が本当に大変になるのは1か月後から。今後も父親業と仕事の兼業、頑張ります!
「内藤さんのおかげで、男性の育休取得のハードルが下がりました」嬉しかった!
ー管理職の立場としては、産休や育休を取得される方に対してどのような思いを持たれていましたか?
内藤:ブロック長時代は、妊娠中も働いている方に対して「薬局長であっても背負い込みすぎないで。自分達がなんとかするから無理して現場に出てこなくても大丈夫だよ」と声をかけていました。無理して職場に出てきて体調崩したら元も子もないですから。安心して自分のことを労って欲しいですね。
ー本当は産休・育休を取りたいけれど、躊躇している方にはどんなメッセージを送りたいですか?
内藤:まず、産休・育休を取ったからといってキャリアアップの道が絶たれることはないと思います。どんな状況でもきちんと準備をすれば、誰でも産休・育休を取ることはできます。
ー内藤さんが産休・育休を取ったことで、社内での変化はありましたか?
内藤:「本部で働いている内藤さんが取ったことで、男性の育休取得のハードルが下がりました」という声をいただきました!
ー最後に、メッセージをお願いいたします。
内藤:産休・育休を通してもそうですが、社会人としてなの花薬局で10年過ごしてきた思いとして、「総じて、なんとかなる、なるようになるな」という実感があります。ネガティブな要素に目を向けるばかりでなく、今置かれている状況の中にポジティブなことがどれだけあるかを探すことが、後悔しない人生を送るために必要だと思います!