2022.11.07
なの花ワークスタイル
地域が変わると、生活が変わる。 全国勤務の若手5人、キレイ事なしのぶっちゃけ座談会(後編)
こんにちは!なの花薬局の上野です。
地域によって働き方は変化するのか、地元から遠く離れた場所で働く薬剤師5人にお話を伺う本記事。後編では、休日の過ごし方や地域の楽しみ方など、生活の様子を深堀りします。働き方を考える薬学生さん、ぜひ参考にしてください。
前編をまだお読みでない方は、こちらからご覧ください。
お話を伺ったのは、前回に引き続き5人の若手メンバー。異動歴は、以下の通りです。
小坂井:1~2年目は青森県十和田市の店舗に勤務。3年目の現在は大分県別府市の店舗で勤務中。
佐々木:1~2年目は大分県別府市の店舗で勤務し、3年目からは三重県の四日市市にある店舗で勤務中。
城野:入社後1年半は静岡県の藤枝市の店舗に勤務。2年目の9月から愛知県の一宮市にある店舗を経て、3年目から北海道苫小牧市の店舗に勤務。
清水:1~2年目は青森県五戸市の店舗に勤務し、3年目から三重県津市の店舗に配属。
本松: 1~2年目は北海道苫小牧市の店舗に勤務。3年目より青森県青森市の店舗へ異動し勤務中。
上段左から小坂井さん、城野さん、清水さん、下段左から本松さん、佐々木さん。右下がインタビュアーの上野です。
休日の観光やグルメが、なにより楽しみ!
ー他にも、生活していて違いはありましたか?
本松:スーパーに売っているものが全然違うのが印象的でした。北海道のスーパーにはホッケが売っていたり、手のひらほどの大きさがある貝があったり、地元の九州ではみたことがないものばかり!じゃがいもも5種類くらい置いてあったので食べ比べました。
清水:スーパーの違いは結構ありますよね。ちなみに自分は青森でリンゴを食べ比べていました。安くて、でもめちゃくちゃおいしくて。時期によって旬の林檎は変わるので、出るたびに買って食べてみて、中でもトキって品種にハマって沢山食べました。
ーグルメを楽しむのも、地元から離れた場所で勤務する楽しみと言えるのかもしれませんね。
佐々木:正直、美味しいごはんや観光目当てに全国勤務を希望している部分はあります(笑)地域の方に良いお店を聞いて、勧められた所に行きます。大分ではとり天やふぐ。三重では松坂牛や赤福氷というかき氷。名古屋のひつまぶしなどなど、結構食べました!
城野:静岡で勤務している時に、美容室で「転勤してきたんですよね」と話したら、地元では有名だけど都市部からは外れている、穴場の鰻屋さんを教えていただきました。リーズナブルなのに美味しくてよく覚えています。
小坂井:同じ店舗で勤務する職員、「青森は馬刺しが有名だよ」と美味しいお店に連れて行ってもらったことがあります。ありがたいことに、別の場所から来た若手を、地域の美味しいところに連れて行くことはよくあることなのかもしれません。
ー休日は、観光しに行くこともあるのでしょうか?
城野:行こうと思えば、いつでも観光地巡りはできます!名古屋では名古屋城に行ったり、知多半島の方まで行ったりもしました。北海道は半年くらいでしたが、えりも岬、旭山動物園、富良野のラベンダー畑に行きました。
清水:水族館が好きなので、岩手の水族館や、仙台の大きい水族館に行きました。あと仙台には秋保温泉という観光地があったので行きましたね。
佐々木:私もバイクに乗って、大分の由布院という温泉地に行ったりしました。
本松:北海道にいた時は、車やバイクであちこち行っては、今まで食べたことないくらい美味しいものをたくさん食べました。函館、利尻島、積丹半島、夕張、宗谷岬という最北端などなど...。北海道の人に「地元の人より行っているんじゃない?」って言われました(笑)。青森ではあまちゃんのロケ地に行ったりもしましたね。今は山形の銀山温泉っていう有名なところに行きたいです。
ーやはりみなさん、フットワークが本当に軽いなと感じます!
自ら動くと、楽しいことはいくらでも見つかる。
ー新しい地域で、楽しみを見つけるコツを教えてください。
小坂井:コツ、僕も教えてほしいです(笑)。でも地域を楽しむなら、同じ薬局の人や地元の人に、おすすめの場所や美味しいものを聞くのが一番かなって思います。
清水:自分から何か行動することかなと思います。自分はバドミントンが趣味なので、青森でも三重でも、ネットで地域のバドミントンチームを探して参加しましたし、そこでできた友達と出かけたりもいっぱいしました。
城野:気になった場所があれば自ら調べて、行く。「面倒くさいからいいや」ってなったら行かなくなると思うので(笑)。やる気次第で楽しさは変わると思います。
佐々木:全国勤務はその地域にいる期間が決まっているケースが多いので、期間限定だと思って、行けるうちに色々なところに行く!という気持ちでいます。
本松:旅行で来るのと住むのとでは全然違います。住んでみることで初めて地域の「違い」を感じられたりもするので、そこも楽しいところではないでしょうか。
今しかできない経験を、めいっぱいエンジョイしたい。
ー最後に、みなさんのが今後やりたいことを教えてください。
清水:いずれ結婚とかするようになったらどこかへ定住すると思うので、今は、様々な土地の違いを見てできる限りの経験をして、知識や経験を増やしていきたいですね。
本松:こんなに自由に動けるのは今しかできないことだと思うので、色んなところに行きたいです。
小坂井:せっかく全国を転々とするので、本部で勤務するよりも、経験を積んで現場で働いていきたいなと思っています。
佐々木:今はまだ観光を楽しみたいので全国勤務を続けたいですね。いずれは教育方面に携わって、自分の経験を後輩に伝えられたらいいな、と思います。
城野:東北や九州四国など、行ったことない場所には行きたいですね。やっていくうちに興味のある領域が出てくると思うので、専門領域の資格を取りたいです。
ーありがとうございました!