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2023.01.04

薬剤師の知識

薬剤師になってからこそ勉強が必要!勉強方法や続けるコツもご紹介

目次

こんにちは!なの花薬局の神森です。

大学での勉強と国家試験を経て薬剤師になったあとも、いえ、薬剤師になったからこそ勉強を続ける必要があります!
薬剤師として質の高い医療サービスを提供するには、日々更新される最新の医療情報や専門知識を常に身につけていかなくてはならないからです。

しかし、薬剤師として業務にあたりながら、専門知識の勉強を続けるのはなかなか大変なことでもあります。

そこで今回のコラムでは、薬剤師になってからも勉強を続ける方法やコツをご紹介します。
コツコツと勉強を続け、スキルアップやキャリアアップを目指しましょう!

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薬剤師になってからこそ勉強が必要!おすすめの勉強方法をご紹介

薬剤師になったからといって、そこで勉強が終わるわけではなく、薬剤師は在職中にも常に勉強を続けていくことが必要な仕事です。
なぜなら、医療の現場では常に新しい治療や技術、新しい薬などが登場し、法律の改正なども行われていくからです。
薬だけでも、毎年100種以上の新薬が承認されています。

薬剤師として患者さまに対して適切な服薬指導や情報提供を行うためには、最新の医療情報について常に勉強を続け、身につけておかなくてはいけないのです。

薬剤師が日常的に勉強するために、こんな勉強方法に取り組んでみましょう。

講演会、セミナーに参加する

企業や団体が開催する医療や医薬関係の講演会やセミナーに参加することで、最新の専門知識を学ぶことができます。
各分野の専門家や研究者による講演を直接聞けますし、医療業界で同じ志を持つ人たちが集まるので、仕事や学びに対するモチベーションもアップするでしょう。

医療従事者や薬剤師との情報交換の場としても活用できます。

勉強会に参加する

病院や薬局、部署ごとなどで、定期的に勉強会を開催していることも多いので、そこに参加して学ぶのも良い方法です。
実際の現場で課題となっている点や、現在の業務に必要とする情報について学べることも多く、すぐに現場で活用できる知識を身につけることができるでしょう。

普段から一緒に働いている同僚や先輩との勉強会であれば、分からないことがあっても臆せず質問し、すぐに解決することができます。

参考書やアプリなどで独学する

専門分野の参考書や書籍、勉強用アプリなどで学ぶ方法もあります。
通勤時間や休憩時間、休日など、隙間時間を見つけて自分の都合の良いタイミングで効率よく学ぶことができますよ。

また、エビデンス(科学的根拠)に基づいて最適な治療法を提示する「診療ガイドライン」という文書もぜひ読んでみることをおすすめします。
これは医療現場で治療法を決める際の判断材料としても使われているもので、現状に即した知識を身につけることができます。
インターネット上で検索・閲覧できるものも多くあります。


薬剤師になってからの勉強でおすすめの書籍・参考書は?

薬剤師になってからの勉強に役立つ書籍や参考書の一例をご紹介します。

薬がみえるシリーズ

薬の作用の仕組みから、疾患の特徴や症状、対応する薬などが解説され、病気と薬の関係性を理解できます。

2022年12月時点で全4冊のシリーズとなっており、病院の治療で関わる一般的な病気が網羅されています。
テキストとイラストで展開されているので分かりやすく、読みやすいのも特徴です。

vol.4では、webコンテンツやアプリなども登場し、さらに便利に活用できるようになっています。

誰も教えてくれなかった実践薬歴

薬歴の基本的な書き方や考え方、薬歴を通した薬学管理の考え方を解説。

同じような症例であっても患者さまの情報や薬剤師の考え方によって、服薬指導が変化するのはよくあること。
症例ベースで解説されているため、実践的な考え方を学べます。

OTC医薬品の比較と使い分け

ドラッグストアで販売されるOTC医薬品について、その有効成分の比較や症状に合わせた使い分けなどを解説しています。
お客様の症状やニーズに合わせて最適な薬を選ぶ際の参考になり、ドラッグストアで働く薬剤師はもちろん、薬局で働く薬剤師もぜひ読んでおきたい一冊です。


そのほか、最新医療や医薬品の情報がまとめられているWEBサイトや、薬学に関する書籍のアプリバージョンなども活用しながら、学んでいきましょう。


薬剤師になってからも勉強を続けるコツ

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薬剤師として忙しく働きながらも勉強を続けるためには、細切れ時間を活用したり、勉強を習慣化して時間を確保したりするのがポイント。

通勤で電車に乗っている時間、仕事の休憩時間、寝る前の30分など、勉強を習慣化すれば、意外に勉強時間を確保できるものです。
そのほか、休日にまとめて勉強時間をとるのも良いです。
家では集中できないという方は、図書館やカフェ、コワーキングスペースなども利用してみましょう。

また、目標を立てて、それに向かって勉強するのもとてもおすすめ。
薬剤師のスキルアップやキャリアアップにつながる認定や資格の取得を目指すのはいかがでしょうか。

たとえば、研修や学会への参加、e-ラーニングなどで所定の単位を取得することで「良質の薬剤師業務を遂行するために、自己研鑽した成果」を客観的に認められる「研修認定薬剤師制度」があります。
経験年数の条件などもなく、薬剤師の基本知識のおさらいにもなりますので、認定を目指して勉強するのもおすすめです。

知識をつけ、キャリアを積んでいった先には、実務経験に応じて認定薬剤師や専門薬剤師を目指すのもよいでしょう。
専門的な知識を身につけていくことで、管理職やより専門性の高い薬剤師を目指していくこともできます。

薬剤師のさらに専門的な資格やキャリアプランについては、こちらのコラムでもご紹介しています。
将来のキャリアプランを考えながら、薬剤師になってからもぜひ前向きに勉強に取り組んでみてください。
薬剤師の資格にはどんな種類がある?資格取得のメリットもご紹介!
薬剤師のキャリアプランとは?プランの立て方やパターンをご紹介


薬剤師になってからも勉強は大切!効率的に学んでスキルUPを

医療情報や薬剤情報は日々、更新されていきます。
患者さまへ適切な医療サービスを提供するためには、薬剤師になってからも常に学び続けることが大切!
仕事をしながら勉強を続けるのはなかなか大変ですが、講演会やセミナー、病院で行われる勉強会に参加したり、参考書やアプリなどを活用したりしながら積極的に取り組みましょう。
薬の比較や薬歴の書き方、服薬指導などを解説した薬剤師向けの書籍や参考書などもたくさんあります。

薬剤師になってから勉強を続けるには、細切れ時間を有効活用しながら勉強を習慣化しましょう。
研修認定薬剤師、認定薬剤師、専門薬剤師などの認定や資格取得を目指して勉強するのも効果的です。


なの花薬局では、薬剤師の就活に役立つ情報を随時発信しています。
薬剤師を目指す方や薬剤師の働き方について疑問がある方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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