RECRUIT
JOURNAL

薬剤師の就活に役立つFAQや社員紹介、
イベント情報など最新情報を配信

2021.08.19

薬剤師の知識

薬剤師のキャリアプランとは?プランの立て方やパターンをご紹介

目次

みなさんこんにちは!なの花薬局の中西です。

みなさんは薬剤師として働く上で、将来的な理想像などはありますか?

今後の自分自身の仕事や働き方について、将来どのようになりたいか計画を立てることを「キャリアプラン」と言います。

今回は、薬剤師のキャリアプランについてのお話です。
薬剤師にはどのようなキャリアプランがあるのか、薬剤師としてのキャリアプランの立て方などをご紹介します。

理想とするキャリア実現するためにぜひご参考くださいね!

Smartphone-and-stethoscope.jpg


薬剤師にキャリアプランが必要な理由

薬剤師は調剤薬局や病院、ドラッグストアなどさまざまな職場で活躍しています。

資格職で安定性があること、売り手市場であることから、「キャリアプラン」という考えは、長い間一般的ではありませんでした。

その時の状況に合わせて転職を経験しながら、自分に合う働き方を見つけるパターンが多い印象でしたが、最近では専門性の高いジャンルも増えて働き方が多様化したことにより、自身の理想の薬剤師像を実現するためのキャリアプランが必要と考えられています。

薬学生の就職活動のうちから、早めにプランをイメージしておくことができれば、より理想的です。

薬剤師の中でも差がついていきますし、入社後のやるべきことが明確になるというメリットもあります。


薬剤師のキャリアにはどのようなパターンがある?

Woman-pointing-a-finger.jpg

人それぞれ理想とする薬剤師像やキャリアプランは異なりますが、ここでは薬剤師のキャリアプランとして多い「管理職を目指す」、「専門性を高める」パターンを解説していきます。

管理職を目指す

代表的なキャリアアップとして、管理薬剤師や薬局長、マネージャーなどの管理職を目指すことが挙げられます。
一般薬剤師に比べて手当もあるので年収もアップし、仕事のやりがいも増えるでしょう。

また、管理職としてのマネジメント経験があれば長期的なキャリア形成においても有利になり、安定した職を得ることにもつながります。
売上や在庫管理、部下のマネジメントも経験するため、独立を目指している薬剤師にとっても、キャリアプランとしてオススメの方法です。

専門性の高い薬剤師を目指す

薬剤師のキャリア・スキルアップとして分かりやすいのが資格です。

現在、薬物治療は高度化しています。
そのため高い専門性を身につけていれば、幅広い領域での活躍や、研修講師・学会発表の機会などでの活躍も可能になります。

とくに「認定・専門薬剤師」の資格取得は、専門性を高めるためにオススメです。

例えば、6年制薬学生の実務実習指導にあたることができる「認定実務実習指導薬剤師」といった実務経験に基づいた知識と高度な技能を持つことを認定するものから、「小児薬物療法認定薬剤師」「がん専門薬剤師」「在宅療養支援認定薬剤師」「スポーツファーマシスト」といった専門性に特化したものまで、さまざまなものがあります。

また、就職先の一つである大手の調剤薬局やドラッグストアでは、充実した研修を導入している企業も多いので、専門性を高めたい場合は、そういった面を重視して選ぶというのも良いでしょう。

薬剤師の就職先とは?業務別の仕事内容や就職状況、選び方を解説!でも、さまざまな就職先についてご紹介しています。

当社でも、ご自身のその時のライフスタイルやチャレンジしたいことに合わせてキャリアや働き方を用意しています!
詳しくは薬剤師のキャリアアップをぜひご覧ください。

薬剤師として今後のキャリアプランを立てよう

step.jpg

どんなキャリアを選ぶ場合でも、自身で考えたキャリアプランを立てることが重要です。ゴールとなる目標ができれば、そこに向かう最適なプランが探せるはずです。

キャリアの方向性が定まらない場合は、自分の過去を振り返りながら何を大切にしてきたか、これからどんなことを大切にしたいかなど、プライベートとのバランスをとれる形、理想の薬剤師像を考えておきましょう。

そのために、キャリアプランを考えていくオススメの方法をご紹介します。

① 自己分析とキャリアの棚卸しをする

まず自身のこれまでのキャリアを振り返って、自己分析を行いましょう。
現在のスキル、取得資格、得意分野など、自分自身の強みを具体的に棚卸しします。

また、得意分野だけでなく、未経験の領域や苦手な分野など今後覚えるべきことについても書き出します。
薬剤師や薬学部を目指したきっかけや理想の薬剤師像について立ち返ることで、方向性が明確になることもあります。

なの花薬局のインターンシップでは、「"会社選びの軸"がわかる自己分析コース 自己分析・仕事体験」を開催しています。
興味ある方はぜひご参加ください。

② 5年後、10年後自分がどう働いていたいかを考える

5年後10年後、自分はどうなっていたいですか?
「専門薬剤師として一人でも多くの患者さまと関わりたい」「先輩として後輩を育成したい」「管理薬剤師として薬局運営に携わりたい」など、ざっくりとしたイメージでもいいので中長期的な目線で考えることがポイントです。

とくに女性の場合、出産・育児などのライフスタイルも合わせて考えておきましょう。

③ 半年〜1年ごとのキャリアプランを立てる

5年後、10年後の理想を実現するため現状で不足していることを考えます。
それを逆算した上で、いつまでに何をするのかを半年~1年ごとのキャリアプランを具体的に立てることが重要です。

細かな目標設定することで、着実なステップアップにつながります。

ただし全てが計画通りに進むとは限らないので、その都度軌道修正を行いながら進めていきましょう。


薬剤師のキャリアプランは長期的な目線で考えよう!

今後の自分自身の仕事や働き方について、将来どのようになりたいか計画を立てる「キャリアプラン」。

薬剤師も多様化しており、働き方やキャリアの選択肢はさまざまです。
だからこそ、自分自身のキャリアプランをしっかりと定めて、それを実現するために行動することが大切です。

自分のやりたいことが明確であれば、キャリアプランを立てて進めることが効率的ですが、やりたいことが見つからない方は、今ある目の前のことに一生懸命取り組み経験を積んでください。

ふとしたタイミングで興味のあることややりたいことが見つかる場合もあります。

5年後10年後、自分はどうなっていたいかを考え、目指す方向を早めに考えていけると良いですね。

これからのみなさんがキャリアを考えるにあたり、少しでも参考になれば幸いです。

就職サポートコラムでも、薬学生の就活に役立つ情報をたくさん発信中です。
なの花薬局には、専門性を発揮した活躍を応援できるよう、認定薬剤師の資格取得をサポートする制度もありますので、ぜひこちらも参考にしてみてくださいね!

FAVORITE人気の記事

RECENT POSTS最近の投稿

ENTRYエントリーはこちら