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2021.01.29

薬剤師の知識

オンライン面接のコツは?マナーや注意点も知って面接を成功させよう

目次

こんにちは!なの花薬局 人事部 採用セクションの風穴(かぜあな)です。

最近では当たり前になりつつある「オンライン面接」。
新型コロナウイルスの影響もあり、対面式の面接からオンライン面接へとシフトした企業も増えてきていますよね!

とは言っても、WEB上での面接参加には不安がある方もまだまだいらっしゃるかと思います。今回は、就活生に向けて「面接官」の視点から、オンライン面接を成功させるコツをご紹介します。

オンライン面接ならではのマナーや注意点も詳しく解説しますので、今後の参考にしてみてくださいね!
早期にしっかりポイントを押さえて、万全の準備を行い、自信を持って面接に挑みましょう。

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オンライン面接とは?対面と何が違うの?オンライン面接のメリットや対面との違い

オンライン面接とは、直接面接官と対面するのではなく、インターネット回線を利用してWeb上で行う面接を指します。WEB面接とも言われます。

企業から事前に送信されたURLからWeb会場にログインすることで面接官と話すことができます。
一般的にZoom/Googleハングアウト/Skype/Chatwork等が使われることが多いようです。

ちなみに、なの花薬局でも、Zoomアプリのビデオ通話機能を活用してWEB面接を行っています。

従来の面接では、応募者が企業へ出向く必要があり、移動時間も費用もかかっていました。
しかし、オンライン面接では、応募者が自宅から気軽に参加が可能になり、企業や応募者双方にとってメリットが大きいため、今後ニーズが高まってくると言われています。

企業、応募者双方の最大のメリットは、何といっても「日程調整がしやすい」点であると思います。
対面式となると移動時間も考慮した調整が必要となり、面接日が設定されるのは大体1~2週間後。
ですが、オンラインなら、自宅からの移動時間も不要なため、スピード感を持って面接日の調整が可能になりました。

その他、応募者にとって利点も沢山あります。

対面式は、移動時間や交通費をかけて企業に自ら出向いて、かつ慣れない環境で面接を受けなければならないため、強い応募意志が必要です。
オンラインの場合、「まずは話してみよう。知ってみよう。」と、気負うことなく、気軽な気持ちで面接に臨めるため、進路先の選択肢の幅や視野が広がります。

特に、遠方から長距離移動が必要な方や学事スケジュールが多忙な学部の就活生にとっては、非常にありがたいですよね。

良いこと尽くめのように感じるオンライン面接ですが、もちろんデメリット・問題点もあります。
中でも大きなデメリットと言えるのが「伝わりにくい」という点です。
実際の雰囲気や企業にかける想いは、なかなか画面越しに伝えるのは難しいものです。

また、事前準備である程度回避できるとは言え、通信トラブル等予想外の展開が起こりうることも対面式の面接にはないデメリットと言えます。

みなさんが、安心してWEB面接に挑めるよう、ここからは面接官の視点で、準備から本番までの注意点やコツを紹介していきます!

オンライン面接成功のコツは?準備や面接中に意識したいポイントとは?

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事前準備や本番での注意点、意識して欲しいポイントをまとめてみました。
受験前に必ずチェックしましょう!

【事前準備編】

オンライン面接の成功には、徹底した事前準備が不可欠。
安心して面接に臨めるよう、また、不測の事態にも冷静に対応できるよう、万全な準備を進めておきましょう。

使用するソフトの準備

WEB面接で利用するソフト(ZoomやSkype等)の使用方法について、予め基本を勉強しておくのがベター。
最低1回は、家族や友人と「通信回線は不安定でないか」「通信速度は問題ないか」「ビデオはちゃんと映るか」「音声にタイムラグはないか」を確認しておきましょう。

初めて利用する場合は、インストールも忘れずに!
パソコン参加の場合も、トラブルに備えてスマートフォンにもダウンロードしておくと万全です。

接続機器の準備

もしお持ちでしたら、パソコンでの参加を推奨します。
面接中に「スマートフォンが倒れたらどうしよう。」という不安も解消されます。

スマートフォンでの参加の場合は、画面の固定をしっかり行いましょう。

<必ず必要なアイテム>

  • パソコン(スマートフォン、タブレットでも可)

<あればなお良いアイテム>

  • イヤホン(パソコンにマイクが付いている場合)
  • イヤホン付マイク(パソコンにマイクが付いていない場合)
  • 外付けWEBカメラ(パソコンにカメラが付いていない場合)
  • 筆記用具
  • 予備のデバイス(パソコンで参加であればスマートフォン等)

環境(ネットワーク・場所)の準備

ネットワーク環境対策

WEB面接で一番怖いのは「通信トラブル」。
自宅から参加する場合は、必ず事前に「通信速度」「通信制限」等のネットワーク環境を確認しておきましょう。

どうしても自宅のネットワーク状況が不安定な場合は、隣接した部屋の音が伝わりにくい「完全個室」のインターネットカフェなどもおすすめです。

生活音対策

自宅は慣れた環境で落ち着いて参加ができる一方で、ご家族、ペットの鳴き声、サイレンの音等、自分では防ぎようのない生活音が発生してしまうリスクもあります。

ですが、面接官も状況を理解していますので、その点は安心してください。
防ぎようのない生活音が評価に大きな悪影響を与えるようなことは決してありません。

もし、当日予期せぬトラブルが発生しても、落ち着いて対処しましょう。

とは言え、「生活音が聞こえてしまったらどうしよう」と不安が大きいあまり、面接中に話に集中できず、言いたいことが伝えられなくなると本末転倒です。
できるだけ雑音が入らない環境作りを行いましょう。

例えば、窓や部屋のドアを閉めることである程度の騒音は制限できます。
面接を受けることをご家族にも事前に伝えておくのも良いでしょう。
宅配業者等の訪問についても、指定日の変更を忘れずに!

照明対策

逆光などの環境では顔が暗く映ります。

かの有名なメラビアンの法則では、人は見た目の印象は9割と言われています。
明るい性格・雰囲気なのに、環境のせいで暗いイメージに映ってしまうのは損ですよね!
できれば、窓の側等、自然光が差し込む環境が理想です。

室内の明るさは時間帯によっても変わりますので、面接予定時間と同じ環境の明るさや顔の映り方を事前にチェックしておきましょう。
その上で、照明の追加有無や角度の微調整を行ってみてください。

緊急事態に備えて

当日、通信環境トラブル等で連絡が必要になったときに備えて、企業の緊急連絡先を調べて必ずメモをしておきましょう。

【本番編】

さて、いよいよ本番です!
オンライン面接は、画面上のコミュニケーションなので、得られる情報が対面よりも限られます。

企業担当者が重視するポイントは対面式と大きく変わりはありませんが、企業に良い印象が残せるように、次の点を意識して挑みましょう!

視線はカメラに

対面式では、企業担当者の表情を見ながらお話をするのが普通です。

オンラインでも目線が画面上の企業担当者に行きがちですが、それでは目線が下になってしまい、印象がダウンなんてことも。
明るい雰囲気が伝わるよう、カメラの先に企業担当者がいるイメージで、常に笑顔で「カメラ」に視線を向けましょう。

外付けのWEBカメラ利用の場合は、カメラの設置位置にもご注意ください。
上から目線に見えないか、暗い印象に映らないか、見え方を事前にチェックしておくと万全です。

話し出すタイミングとスピードを意識!

WEB面接は、通信環境によって、音声や映像に若干のタイムラグが発生します。
企業担当者との会話のタイミングが被り、変な空気にならないよう、質問後は2~3秒程度の間を空けてから回答を始めましょう。

また、面接では、緊張のあまり早口になりがちですが、せっかくの発言も聞き取ってもらえなければ意味がありません。
少し遅いと感じるくらいの速度で、落ち着いて、ゆっくり、ハッキリ発言することを心がけましょう。

視覚面でのアピールも重要

冒頭で触れたように、オンライン面接は「伝わりにくい」という課題があります。
企業側からの問いかけに対する頷き、反応や身振り・手振りなどのジェスチャーはいつもよりオーバーリアクションでいきましょう。

オンライン面接のマナーや注意点を知っておこう!

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オンライン面接には、対面式の面接にはないマナーや注意点も。
知らず知らずのうちに評価ダウンを招かないためにも、基本を把握しておきましょう。

余裕を持ったスタンバイを!

インターネットの障害、初回接続時に発生するインストールなどで、タイムラグが発生する場合もあります。
事前に使用するビデオ通話アプリをインストールしておくか、当日は、余裕をもって10分前に接続し、環境を整えておくと安心です。

5分前には面接を始められる状況にしておきましょう。

個性的なプロフィール画像は変更するのがベター

プロフィール写真は、プライベート向きのふざけた画像が差し込まれていると、面接官によっては好ましくない印象を持つ可能性もあります。
普段からZoom等、友人間でコミュニケーションツールをよく使っている方は、無難な画像に切り替えておきましょう。

表示名もニックネーム等が設定されている場合は修正が必要です。

電子機器の充電は満タンに!通知設定は全てOFFに

WEB面接前に使用端末の充電を満タンにし、スマートフォン・パソコンの通知設定を予め全て切っておきましょう。

面接中に通知音が響くと印象が悪くなる上に、気持ちの余裕もなくなってきてしまうもの。
スマートフォンのマナーモード設定でも振動が伝わりますのでご注意ください。

背景にも気を抜かない

自分が写っている画面の背景についても、注意を払う必要があります。
クローゼットの中が丸見え、アイドルのポスター、洗濯物等が映ってしまうと、企業担当者からネガティブな印象を持たれる可能性があります。

背景は、壁だけが映っている状況もしくは白など淡色系のカーテンを背にして映るのが理想です。
どうしても画面に入ってしまう場合は、見える範囲の整理整頓を徹底しましょう!

身だしなみもしっかり整えて

対面式と違い、オンライン面接は上半身しか映らないからと言って油断していませんか?
アップで映る分、スーツのしわなど実は目立っています。

身だしなみも大事な準備のひとつと捉えて、対面式同様、きちんとした立ち居振る舞いで挑みましょう。
気持ちも身も引き締まるはずです。

オンライン面接のコツを押さえて面接を成功させよう!

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オンライン面接は、事前の準備がとても大切です。
ソフトや通信機器の準備、ネット環境の確認、面接環境の整備など準備することはたくさんありますが、そこが差のつきどころ。

当日までに万全の準備ができれば、それだけでも企業担当者から「しっかりしているな、いろいろな状況を考慮して臨機応変に動ける人だな」と良い印象を残すことができます。

また、日頃からインターネットのテレビ電話機能を活用し「慣れる」「経験を積む」こともポイントです。
まずは手始めに、身近な方とのZoom飲み会から始めてみましょう!

みなさんがオンライン面接で、明るく笑顔で、自信を持って、自分らしさが発揮できることを心から応援しています!

なの花薬局の就職サポートコラムでは、薬学生の就活に役立つ情報を随時発信していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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