2021.05.06
健康コラム
各地の健康課題を解決するためのヒント(vol.4 兵庫県)
兵庫県は朝食を欠食する人の割合が高く、40~74歳で「朝食を抜くことが週3回以上ある者」は男性34.8%でワースト1、女性22.3%でワースト2位でした。(全国平均:男性23.6%、女性15.6%)
朝食が大事なことはわかっていても時間がない、お腹がすいていない、元々食べる習慣がないなど欠食の原因は様々です。
そこで今回は「朝食を食べやすくする工夫」をご紹介いたします。
朝にお腹が空かない方は、前の日の夕食時間を少し早めたり食べる量を少なくしてはいかがでしょうか。夕食を軽くした分、必要な栄養を朝食でとりましょう。
姫路名物「ちゃんぽん焼き」をご存じですか?
焼きそばと焼うどんを合わせた料理で、麺(主食の炭水化物)、豚肉(主菜のたんぱく質)、野菜(副菜のビタミン・ミネラル)の入った1品でもバランスの良いメニューです。
元々朝食を食べる習慣のない方は、ヨーグルトや果物など食べやすいものからでも良いので取り組んでみましょう。また、日中に良く体を動かすことも効果的ですね。
朝に調理時間がない方は、市販品の利用やおかずの作り置きなどをしておくと良いでしょう。
下記サイトでは、作り置きできるおかずのレシピも紹介していますので併せてご覧ください。
鶏もも肉と大根の煮物
ささみでガパオ風プレート
<参考>平成28年国民健康・栄養調査報告書(厚生労働省)
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