先輩薬剤師インタビュー
専門性を磨く。いつもの日常生活を
送る喜びを届けたいから。
なの花薬局 北大前店 薬局長宮川 丈史2013年入社
私の就職活動当時は、薬剤師の職能拡大が推進され始めた頃で、薬局業界の現状を変えたいという気持ちと、なの花薬局の「地域薬局」という考え方が好きで、この会社で活躍してみたいと思い志望しました。入社後は札幌、小樽、千歳などで5店舗を経験、4年目に薬局長となり、現在の北大前店は薬局長として2店舗目になります。北海道大学病院の門前である北大前店は、高い専門性と実経験が求められる店舗。患者さまから「この薬局なら安心できる。この薬剤師から薬の説明を聞きたい」と思っていただける薬局づくりを目指しています。店舗には外来がん治療認定薬剤師の資格を持つ薬剤師もいて、薬局内で独自に症例検討を行ったり、社内では「がん勉強会」を実施し、どの店舗の薬剤師も一定の知識が得られるよう勉強の機会を設けています。
また、患者さまには待合中の聞き取りや、日常生活における体調変化や副作用の有無を細やかにフォローしています。患者さまは様々な不安を抱えていらっしゃいますので、生活環境や心情に寄り添い、病気だけでなく“人を診る”ことを大切にしています。そして、専門性を磨くことで生まれる自信を込めた想いが、患者さまの安心と変わらぬ日常生活を過ごせる喜びにつながると信じています。今後も医療機関との連携や地域の核となる薬局として薬局薬剤師の職能を広げる取り組みにも力を入れていきたいです。