先輩薬剤師インタビュー
患者さまの生活環境や想いを
汲みながら信頼を重ねる在宅に。
なの花薬局 新百合ヶ丘店 薬局長荒川 夏織2017年入社
学生時代から在宅医療に精通した薬剤師になりたいという思いがあり、黎明期から在宅訪問に力を入れている、なの花薬局への入社を決めました。入社後、希望通り在宅訪問の多い店舗に配属となり、求められるスキルを学びました。現在の店舗は呼吸器内科と皮膚科の門前で、外来から在宅訪問に移行するケースが少ない店舗です。しかし、登戸店から在宅訪問の紹介があり、それを契機に、医師から直接新規のご依頼をいただくようになりました。在宅訪問では、薬剤師の訪問に抵抗を感じる患者さまもいらっしゃいます。私は、他愛ない世間話から会話を重ね、患者さまのご希望や想いを汲み取るようにし、その上で薬剤師としてお願いすべきことをお伝えしています。
その甲斐あって「毎週来てくれるのはありがたい」と言っていただけた時は、患者さまが信頼してくださっていることを感じて嬉しかったですね。また、糖尿病の患者さまの訪問では、登戸店の管理栄養士と連携。食生活や数値の改善に貢献でき、医師や多職種からも信頼を得ています。今は、薬局長に就いて1年半。まだ勉強の毎日ですが、かつて新人だった私に在宅経験の機会を与え、社内の在宅委員会に推薦してくれた上司の姿を思い出し、自分もそのような薬局長でありたいと思うように。最近は在宅医療を軸にしながら、後輩薬剤師の教育に注力するキャリアにも興味を持っています。